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当たり前に感謝する

今年は健康面において、非常に良くない事態が続いています。

まずは年始から肉離れを立て続けに二回。
治るまで長期間かかった風邪。
今回の全治一カ月かかる怪我・・・。

趣味であるランニングを出来ないでいるのは言うまでもありません。
最近は脂肪もつき、遅筋がどんどん衰えていってしまっています。泣


この様に、健康面における不満足が長期的に発生すると、物凄く運動が恋しくなり、五体満足でいる事がどんなに素晴らしい事なのかを思い出させてくれます。


ここで、今日はとある男性の体験談をお話したいと思います・・・。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
彼が中学3年生の頃、いつもと変わらぬ健康的な青春の日々を送っていました。
しかし、ある日突然いつものように朝トイレへと向かうと排尿が出来ず、緊急で病院へ行く事になりました。
某有名病院へ行き精密検査をした結果、緊急入院する事になったのです。
そして、電気ショックによる反応治療、MR、CTスキャン、脊髄採血等、あらゆる検査を受けた結果お医者様に宣告されたのが”これからは車椅子で生活する事になります”


診断された病名は”ギランバレー症候群”でした。
ギランバレー症候群とは、徐々に筋肉の運動能力が低下し、手足は麻痺し、最悪の場合呼吸が停止してしまうという未だに完全な治療法が見いだせていない重病です。
つい先日まで元気にサッカーをし、希望に満ち溢れる青春時代の少年に、その宣告はあまりにも衝撃的でした。
彼は毎日”何で自分がこんな目にあわなければならないのか。”と、病院の枕を涙で濡らしていました。
まさに、絶望の淵に陥れられたかのように・・。


しかし、彼は一種の希望を抱いていました。
俺は絶対に死なないし、車椅子生活もしない。
元気に走り回って、栄光ある未来を生きたい!
折角生んでくれた親に辛い思いをさせたくない!!


それからというもの、どんなに辛い治療にも泣きごとを言わず、辛い思いしてでも良くなるのならば何でもやってやると思うようになったのです。
とにかく、普通の生活に戻りたい一心で・・・。


すると奇跡が起きたのです。
治療の経過を見ようと再検査した結果、ギランバレー症候群では無い可能性が急遽浮上してきたのです。
そして、遂にはギランバレー症候群の診断結果が誤診であった事が判明したのです!!
まさに奇跡としか言いようがありません。


それから数年後、彼は自分の話をブログに書く事によって、あの頃の気持ちをしっかりと胸に刻もうとしています。

そう、その彼とは、何を隠そう僕の事なのです。


僕はこの入院生活のお陰で五体満足で生まれ、健康的に生きていられる事に対して物凄く感謝できるようになりました。
そして、それを常に忘れない為にもランニングを趣味とし、走れる事に日々感謝しています。
今回、長期的な不健康が続いたのは五体満足に対する感謝を疎かにしていたから、戒めの意味で起きたのでは無いかと思い、あの頃の気持ちを振り替え、もう一度胸に刻む意味でBlogに書こうと思いました。


人は失ってその有難さに気付くものですが、僕は五体満足に関しては失う前から常に感謝していたいです。
そして、また怪我が完治したら走れる有難さを全身に感じながら思いっきり走ろうと思います。

プロフィール

姜 大成

Author:姜 大成
姜 大成 / Daesong kang 1987年生まれ
株式会社ビズリンク 代表取締役
ITプロ人材のマッチングプラットフォーム"Bizlink" : http://bizlink.io/
株式会社ビズリンク HP : http://growther.co.jp/
未来の働く"あたりまえ"を創る
売上100億の会社を100個つくる

大学に入るまで一冊も本を読了したことが無いほどの勉強嫌いから、不治の病にかかり入院生活を送った経験、家業の突然の衰退をキッカケに一転して勉学に目覚め、大学時代には3ヶ月間独学で「宅建」を取得し、年間一大行事の論文大会では大学創立以来初の年間3回論文賞受賞を達成。

大学卒業後、某銀行に入社。その間、リーマンショックの煽りを受け、父親の経営する会社が倒産をし、日中は銀行員として融資先の借金返済を迫り、自宅に帰ると借金取りに自宅を囲われる生活を送る。その際に家族が殆どの財産を失う経験をし、銀行の機能では中小企業を救えないことを身をもって経験。

中小企業の倒産をアドバイザーという立ち位置で救いたい一心で、人材大手インテリジェンスの顧問事業立ち上げに営業兼コンサルタントとして参画。年間200社の経営者を新規訪問し、経営改善をするため顧問の活用を提案。入社4ヶ月目には初のトップセールス→2年目後半からは売上トップを維持→最年少リーダー兼ボードメンバーへの参画を担う。インテリジェンス社員5,000名強の内、トップ20名のみが参加可能な海外研修にも選抜。

2015年5月にインテリジェンスを退職し、株式会社Growtherを創業。2019年株式会社ビズリンクに社名変更

生まれた世代所得によって人生のほとんどが決まってしまう世界から、所得に関係なく機会をつかめる世界、本当の成長を喜び、幸せに感じられる社会を目指して、事業を推進しております。

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