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「村上・笹川流れ国際トライアスロン」チャレンジ誌

数年前から挑戦を考え、今年の初めに年間目標の一つに掲げたトライアスロン完走という目標。
無事に先日、約3時間半のタイムで完走し目標達成する事が出来た。


2012年9月16日(日)午前5:30。
前日から新潟入りし、大会会場から3駅ほど離れた駅近の宿に泊まっていた僕は、朝ご飯を求め最寄り(民宿から片道2キロ)のコンビニの地べたに座り、パスタを平らげていた。今回僕が挑戦したトライアスロンは、スイム1.5Km、バイク40Km、ラン10Kmのオリンピックディスタンスと呼ばれるレースで、全体3~5時間もかかる。レース中は多量のエネルギーを消費するので、レース当日の朝には分解の早い炭水化物をしっかりと摂る必要がある。

民宿に戻り準備を済ましたあとは、ロードバイクを分解し、1時間に1本しか来ない電車に乗って村上へ。
村上駅から自転車で10分程行ったところにある大会会場は、既に多くのトライアスリートでごった返していた。トライアスロンは備品を揃えるだけでも多額のお金がかかり、一種目ずつトレーニングするにも徹底した自己管理が必要とされるので、かなり参加障壁の高いスポーツだと思う。そのため、会場にいる方々皆がガタイは良く、ストイックそうな人たちだらけ。※会社に1人はいそうなトレーニングマニアだらけ

熱気に溢れ、緊張感高まる会場の中、まずは腕に自分のNo.を書いてもらいトランジションで準備開始。トランジションは全ての競技の中継ポイントで、畳半畳ぐらいのスペースを自分の持ち場として各々飲み物や着替えなどの準備をする場所。もちろんバイクの道中お世話になる自転車もトランジションにセッティングしておく。

そして、午前10:00。いよいよレースがスタート。最初の種目はスイム1.5Km。つい3ヶ月前まで25mしか泳げなかった僕にとっては、最初にして最大の強敵。我が先にとぶつかり合いながら進む集団を気にせず、自分のペースでゆっくりクロール。海で泳ぐと殆ど前が見えないので、何度もブイにぶつかったり蛇行しながらも折り返し地点に到着。この時点で腕はパンパン。第3ウェーブの先頭集団にも抜かれながら、とにかく泳ぐ。途中、激しく人とぶつかった拍子に帽子が脱げるアクシデントにも見舞われたが無事に約45分でスイムゴール。

苦手な泳ぎにかなり体力を奪われたらしく、トランジションへ向かう道中は足元がおぼつかない。しかし止まる訳にはいかないので、ウェットスーツを脱ぎ、シューズを履き、ヘルメットを被ってバイク40Kmの旅へと出発。
海岸線をひたすらに北上する往路は激しい向かい風に合い、どんなに漕いでも時速20~25Kmしか出ない。遅くとも時速20Km以上は確保しようと、激しい風の中無心になって漕ぎ続ける。
正直、バイクの往路が一番きつかった記憶がある。いつまで漕いでも折り返し地点が見えてこないと、精神的に折れそうになる。しかし、遂に折り返し地点が見えた瞬間、思わず叫んだ。勝ちを確信した瞬間だった。
残りは追い風の復路と、得意のラン。途中バイクが故障するか、筋肉の繊維が切れたりしない限り完走は間違いないと、この瞬間確信したのを覚えている。

とはいえ、復路の20Kmも長く、何度も心が折れそうなりながら時速35~40Kmで走り続けた。自分に負けるなと、絶対にいけると信じろと声に出して自分自身に言い聞かせ、ひたすらに前へ前へ進んだ。すると遂にバイクゴール地点が見えてきた。

残すはラン10Kmのみ。スタミナはまだあるが、足に不安を覚える。右足が痙攣し始めていた。それでも得意なランニングではスイスイとランナーを抜き、快調に飛ばしていけた。完走の自信に満ち溢れていた。
しかし、そんなにトライアスロンは甘く無かった。摂氏34度近い猛暑の中、激しい運動をしていると想像以上に体力が奪われる。
特に、ランニングはバイクと違って風がある訳でもなく、直射日光をもろに受ける。すると知らぬ間に意識が朦朧とし、歩いてしまった。何度か走っては歩いてを繰り返し、とにかく足を前に進めた。

途中、完全に足を止めてしまったランナーに出会った。トライアスロンとは不思議なもので、一斉に走りはするものの互いにライバル視しているよりかは、出走者皆が自分自身と戦っている。だから、隣を走るランナーの辛さもわかるし、お互いに応援したくなる。ランまで来れたなら必ず完走したい。足を引きずってでも気合いでゴールしたい。それが、トライアスリート共通の思いだと思う。だから、僕はそのランナーに「気合い出せ!!」と一言告げ、そのランナーは「おう!!」と下を向きながら応えた。歯を噛みしめながら、残り1Kmを全力で走った。

そして、多くの障害を乗り越え、ボロボロの体になりながら、3時間27分27秒でゴールした。
想像以上に嬉しいゴールだった。必死にトレーニングをし、限界スレスレの状態で葛藤した揚句に勝ち取ったゴール。数年前までは雲の上の様に感じたトライアスロン完走という目標が、今では現実のものになった瞬間だった。

今回の挑戦を通して、一番学んだ事は「自信」だった。辛い道中も自信を持って進んでいれば、自然と細胞に力が漲り、実力以上のパフォーマンスを発揮する事が出来た。更には、完走をしたことによって、努力をすれば辿り着く事が出来るといった自信を身につける事が出来、今後のチャレンジにも生かす事の出来る自信を手にした。
一方で、時速40Kmで走るバイクを簡単に追い越していく超人たちを目にして、上には上がいる事を知り、自分の未熟さを認識することが出来た。

ランニングにしろトライアスロンにしろ、単純な体を使ったスポーツは人生に多くの気付きを与えてくれると思っている。だから辞められない。
今回の挑戦は、鉄人レース挑戦へのファーストステップに過ぎない。まだまだ鉄人には程遠いことを感じた反面、いつかはイケる気が少しだけした。一つだけ間違いなく言えることは、目標に向かって歩を前へ一歩一歩進めさえすれば、どんなに遠いかろうといずれは目的地に到着出来るという事。

これからも挑戦し続ける。




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プロフィール

姜 大成

Author:姜 大成
姜 大成 / Daesong kang Age:28
株式会社Growther 代表取締役
相談型クラウドサービス"Bizlink" : http://bizlink.io/
Growther HP : http://growther.co.jp/
カネとヒトの流通革命を通じて、100億ドル規模の事業を創り、新しい資本主義社会の形成を実現させる。

大学に入るまで一冊も本を読了したことが無いほどの勉強嫌いから、不治の病にかかり入院生活を送った経験、家業の突然の衰退をキッカケに一転して勉学に目覚め、大学時代には3ヶ月間独学で「宅建」を取得し、年間一大行事の論文大会では大学創立以来初の年間3回論文賞受賞を達成。

大学卒業後、某銀行に入社。その間、リーマンショックの煽りを受け、父親の経営する会社が倒産をし、日中は銀行員として融資先の借金返済を迫り、自宅に帰ると借金取りに自宅を囲われる生活を送る。その際に家族が殆どの財産を失う経験をし、銀行の機能では中小企業を救えないことを身をもって経験。

中小企業の倒産をアドバイザーという立ち位置で救いたい一心で、人材大手インテリジェンスの顧問事業立ち上げに営業兼コンサルタントとして参画。年間200社の経営者を新規訪問し、経営改善をするため顧問の活用を提案。入社4ヶ月目には初のトップセールス→2年目後半からは売上トップを維持→最年少リーダー兼ボードメンバーへの参画を担う。インテリジェンス社員5,000名強の内、トップ20名のみが参加可能な海外研修にも選抜。

2015年5月にインテリジェンスを退職し、株式会社Growtherを創業。

生まれた世代所得によって人生のほとんどが決まってしまう世界から、所得に関係なく機会をつかめる世界、本当の成長を喜び、幸せに感じられる社会を目指して、事業を推進しております。

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