僕は時々、自信を失うことがあります。それは、周りには自分よりも遥かに頭の良い人が星の数ほどいて、自分自身を振り返ると足りないスキルが数多で、思い描く理想と現実のギャップに幻滅するからです。
自信の喪失は、実は外部的要因に起因するのではなく、自分自身がやるべきことを怠っている時や、目の前のことばかりに固執してしまい中長期的な視点を持てていない際、要は内部的要因によって生じます。(外部要因はキッカケ、判断は自身という意味)
僕は、ビックリするほど記憶力が弱く、現代において2000年代初期のPCを使っているようなメモリーレベル。
会話の途中でワードが出てこなかったり、何かの名称を忘れてしまうことは日常茶飯事。(いつもその度に補助記憶装置のように助言をしてくれる方々には、頭が上がりません。。)
そのため、自分の記憶力の悪さに辟易とし、自分の限界を勝手に引いてしまうことは多々あります。特には、大手企業に勤めている 有名大学出のThe エリート社員さんなんかと話しているときなど。
自信は、人の表情や言動にも影響を与えるため、自信を喪失しているような状態で良い結果など到底出るはずもありません。プロスポーツ選手ならば、試合出場の権利すらも与えられずプロ失格と判を押されても、弁論の余地はないでしょう。
そんな中、誰でも自信を喪失した際にもう一度火をつけるトリガーがあると思います。
僕の場合は、もう一度将来の目標と習慣を見直すことで再起を図ることができます。
ここ数ヶ月、自分自身でも目を疑うほど自信を喪失した日々を過ごしていたと感じています。その原因は、同様に将来の目標に対する視点が欠如していた点と、これまでこなしてきた習慣をさぼっていた点でした。
僕は、ビックリするほど記憶力が弱く、高校までほとんど勉強をしてこなかった劣等生。それでも、これまで出会った何名かのメンターには、将来に期待を寄せていただけるような身に余るお言葉を頂戴したことも事実。
未だに、自分が何に秀でているのか自信を持って語れるものはありません。
しかしながら、必ず這い上がってやるといったハングリー精神だけは誰にも負けてはいけない、気持ちだけは絶対に負けないと思ってストレッチした目標を掲げています。
それゆえ、どうしても目標と現実のギャップは月と地球がいつになってもくっつくことがないように、遠く感じます。
ただしながら、やるべきことを愚直にやり切れば必ず誰にも負けない秀でたものを手にすることが出来ると信じています。
まるで、人類がロケットを発明して月に降り立ったように。
数多くの起業家を輩出しているYコンビネーターの実情を赤裸々に書き記した、ランダル・ストロス著 「Yコンビネーター」は、僕に更なるストレッチの機会をくれました。
高い目標に向かって、今やるべきことを愚直にやり切るだけ。至極シンプル。
自信を喪失したお陰で、改めて気付かされました。
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