新卒が入社をし、人事異動等により組織も変更となり、多くの会社が新たな体制のもと新年度をスタートさせます。そして、その裏側には、同じ数だけの「選択」が存在します。
新卒は、人生初の社会人生活をスタートさせる会社を選択し、社内異動となったビジネスマンも新たな挑戦への選択をし、社員を率いる経営陣は新年度の舵をどこに向けてどのように切るのか選択をしています。
皆さんは、選択をする際にはどのような基準を持って選択しますか?
人には生活があるので、家庭の生活とのバランスという基準や、自身の成長という基準、あるいはお金という基準を基に選択することもあるでしょう。それぞれが意味を持っており、意志ある判断に不正解は存在しないと僕は思います。
ただ、最近、僕個人的には腹に落ちている基準が存在します。
それは、「社会の成長」という基準です。
「社会の成長」を軸においた場合、果たして今現在その選択をすることが正なのか否か。
最近、このような考え方のもと選択をすることが増えてきました。
少し話は逸れますが「社会」を考える際には、将来自分の子供達が生きる環境を想像するべきだと最近思います。自分の子供達が社会と向き合って生きていく時、どんな社会であってほしいのか。願わくば、こうなってほしいと皆思うことは多々あると思います。しかしながら、残念ながら僕たちが願うような社会には到底及ばない現実を突き付けられることが殆どだと思います。
ならば、願うような社会にするべく自ら立ち上がろうとする人々がごく少数ながら存在します。政治家や実業家、文化人、あるいは教育者等、様々なフィールドで社会と向き合って戦っている人々がいると思います。その人々は恐らく「社会の成長」を自身の軸に置いているのだと思います。
人生は、様々な選択肢が生まれ、日々取捨選択をしながら進むものです。人によって選択の軸は違いますし、その選択が合っていたか否かなぞは存在しないのだと思います。なぜならば、全ては自身の人生の中で自身が下した判断だからです。
僕は「社会の成長」を自身の選択の軸におきたいと思っています。
現状のまま日々の営みを続けることが、将来の「社会」にとって価値が高いのか、それともリスクを取ってでも新たな挑戦をすることがより将来の「社会」にとって価値が高いのか。様々な外部要因が複雑に絡みながらも二つの選択肢を天秤にかけて、より価値の高い方を選ぼうと思っています。
何故ならば、自身の生命には必ず限界があるので。
であれば、社会に自身の価値を託し、何世代にも渡って永続的に価値を享受できるような仕組みを創造したい。
先月28歳になりました。20代も残すは2年です。
青臭いかもしれないし、まだ「社会」をわかっていないと思われるかもしれませんが、それでも思いっきり社会と自身の志と向きあい、信じる道を信じ通し突き進もうと思います。
次世代が生きる社会を僕達が責任もって創りましょう。
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