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「業を起こす」ということ

「なぜ、起業をするのか」

最近そんなことをふと考える瞬間が幾度となくありました。名の通り起業とは「業を起こす」こと。
それは決して一人では出来ません。
だから法人格という仕組みを活用して、仲間と共に業を起こします。
個人事業主として自由に好きなことをすることも出来るにも関わらず。

実際、僕は最初1人で背水の陣で起業をし、1ヶ月半のみ個人事業主のような生活を送っていました。
(今もさほど変わらない点はさておき)
上司の報告のための社内MTGや部下のマネージメント、稟議を通すためのお伺い立て等、内向きの報連相が一切存在しない世界。
セルフマネージメントの出来る人であれば、非常に心地の良い環境だと正直感じました。

しかしながら、生涯で唯一の(であってほしい)自由な環境を捨て、
業を起こすべく仲間を早々に迎え入れました。

一人でない環境下では、SF映画のようなテレパシーが実現されるまでは、いわゆる報連相が必要になります。
働く場所や時間を自由とするリモート経営であれば尚更です。
それは顧客と相対する以外にコミュニケーションコストが発生することを意味します。
イコール、必然的に個として顧客と接する絶対時間は減少することになります

では、なぜあえて「業を起こす」、「起業」をする必要性があると判断するのでしょうか?
それは、社会提供価値の総和を高めるためだと最近は考えます。

個としての提供価値以上に、法人格として提供出来る価値の最大化。
本当に社会にとって価値のあるサービスをつくり、
1人でも多くの人々に活用していただくことによる社会価値。

その価値を最大化するためには、個では限界があり、仲間が必要なのです。

だから起業をする。
書いてみると、当たり前のようだけども、すごく大事なことだと最近感じています。

本当に社会にとって必要なサービスをつくっている自信と誇りを持ち合わせ、
未来の仲間と未来の顧客のために、今を必死に努力する。
そう考えると不思議と眠気も、疲れも忘れて没頭することが出来ます。

それが、起業の醍醐味なんだと思います。


P.S.近々新サービスリリースします。眠気も疲れも忘れて没頭してつくった新サービスです。是非、ご期待ください!

プロフィール

姜 大成

Author:姜 大成
姜 大成 / Daesong kang 1987年生まれ
株式会社ビズリンク 代表取締役
ITプロ人材のマッチングプラットフォーム"Bizlink" : http://bizlink.io/
株式会社ビズリンク HP : http://growther.co.jp/
未来の働く"あたりまえ"を創る
売上100億の会社を100個つくる

大学に入るまで一冊も本を読了したことが無いほどの勉強嫌いから、不治の病にかかり入院生活を送った経験、家業の突然の衰退をキッカケに一転して勉学に目覚め、大学時代には3ヶ月間独学で「宅建」を取得し、年間一大行事の論文大会では大学創立以来初の年間3回論文賞受賞を達成。

大学卒業後、某銀行に入社。その間、リーマンショックの煽りを受け、父親の経営する会社が倒産をし、日中は銀行員として融資先の借金返済を迫り、自宅に帰ると借金取りに自宅を囲われる生活を送る。その際に家族が殆どの財産を失う経験をし、銀行の機能では中小企業を救えないことを身をもって経験。

中小企業の倒産をアドバイザーという立ち位置で救いたい一心で、人材大手インテリジェンスの顧問事業立ち上げに営業兼コンサルタントとして参画。年間200社の経営者を新規訪問し、経営改善をするため顧問の活用を提案。入社4ヶ月目には初のトップセールス→2年目後半からは売上トップを維持→最年少リーダー兼ボードメンバーへの参画を担う。インテリジェンス社員5,000名強の内、トップ20名のみが参加可能な海外研修にも選抜。

2015年5月にインテリジェンスを退職し、株式会社Growtherを創業。2019年株式会社ビズリンクに社名変更

生まれた世代所得によって人生のほとんどが決まってしまう世界から、所得に関係なく機会をつかめる世界、本当の成長を喜び、幸せに感じられる社会を目指して、事業を推進しております。

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