スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

小布施若者会議を通じて"大人の砂場"を創ろうと思った

先日、長野県は小布施町に2泊3日の日程で開催された、"小布施若者会議2015"に参加してまいりました。
小布施若者会議2015

■小布施若者会議とは?
http://obuse-conference.jp/about


小布施若者会議は、年に1度、長野県小布施町を舞台に開催されるインキュベーションプログラムです。

全国から思いと実行力のある若者が集まり、地方や日本のこれからを自由に議論したり、 行動するための環境を小布施が用意したい。そこから新しい価値観や具体的な行動が生まれ、 日本全体に広がっていくようなきっかけの場にしたい。

小布施町長が抱いた思いがベースとなって2012年に第一回がスタートした小布施若者会議は、 その想いに共感したメンバーによって毎年引き継がれ、今年で4年目の開催を迎えます。

10月31日~11月2日の3日間での開催となる今年は、 「地方創生のモデルとなる事業をつくる」ことがゴール。

地域と企業、若者が協働して、未来の地方や日本にとってモデルとなる事業を構想し、 そのプロトタイプ(試作版)を、小布施を舞台に実現していくことを目指します。



2泊3日のプログラムの中、全国各地から集まった大学生、ビジネスマン100名と共に小布施町を学び、寝食を共にしながらビジネスを創造する本プログラム。実際に創り上げたプロトタイプの素案もそうですが、本プログラムを通じて学んだことをここに記しておきたいと思います。


■地域イノベーション
今回、僕が参加をさせていただいた分科会のテーマは"地域イノベーション"。
1,100人の居住者、年間120万人の観光客を迎える小布施町の資産を活用して、小布施町でイノベーションを起こす、あるいはイノベーションが起きる土壌を用意するというお題。


今回のプログラムに参加させていただいた中で、非常に興味深く学ばせていただ点は大きく3つ。


⑴本プログラム自体がオープンイノベーションを体現したプログラムとなっている点

⑵行政と民間が融和した地域(小布施町)に、イノベーションの種を持ってくるという点

⑶人口減少、少子高齢化、財政の圧迫といった制限が存在する点



今後、日本を筆頭にした先進国の多くが超高齢化社会を迎え、メガシティの出現によって多くの地方都市、町、村の過疎化が本格的な社会問題となってきます。こうした環境を考えると、日本という国は世界で最も急激に成長をし、急激に高齢化社会を迎え、地方創生問題に最も早く立ち向かっているモデルケースとなる立ち位置にあると言えます。


特に、労働人口の低迷によるGDPの伸び悩み、国の財政問題、社会インフラの老朽化などといったダブルパンチならぬ、トリプルパンチを浴びながらリングに立ち続けている国における、地方創生。


が故に、オープンイノベーションが必要とされるのだろうと今回のプログラムに参加して感じました。


つまりは、経営の資源と言われる人、物、金、情報のうち、前者3つに制限が存在する中での創生。そのためには、情報を効率的かつ効果的にマージして新しい資源をつくりだす種を生み出すしかないのではといったアプローチです。


そして、これは小布施町だけではなく、日本だけでもなく、世界の先進国で同様に生じる可能性の高い課題です。


小布施若者会議では、21世紀我々が直面する社会課題に破壊的なイノベーションを起こす重要性を感じ、そのヒントを得ることができました。


■21世紀型イノベーション

大量生産、大量消費を善しとした20世紀型の社会から、テクノロジーの発展、グローバル化、人口構成の変化、エネルギー問題の浮上等、外部環境の変化によって21世紀は効率性を求める社会に突入しつつあります。
前述した通り、今後世界の先進国が直面する社会課題を解決するためには、限られた資源の中で成長を求める必要性があり、アイディアや知識、情報などをオープンに集めては組み立てていく必要性があります。


つまりは、現在多くの企業が取り組んでいる大手企業とベンチャー企業のオープンイノベーションという文脈だけではなく、産官学が一体となったオープンイノベーションの実現。これこそが、今後の経済、社会を支えていく一つの切り口になるのではないでしょうか?(さもなければ、米国のA社、G社のような小国を超える資産を持つメガ企業による統治社会の恐れも?)


では、どのようにすればオープンイノベーションが起きる土壌をつくることが出来るのか?そのヒントを小布施で見つけることができました。
今回の若者会議で遭遇した衝撃のもう一つが、SLACKLINEという新スポーツ。
Slackline

SLACKLINEはベルト状のラインを利用したスポーツの一種で、細いベルトの上を飛び跳ねながらアクロバットな技を繰り出し競い合う新しいスポーツです。小布施町には国内最大級のスラックラインパークがあります。そこでは、毎日のように地元の子供達が集まり、練習をしているのですが、実はこの小さな小布施町にある施設から世界に誇る選手を何人も輩出しているのです。

驚くべきは、教育プログラムが充実しているのではなく、プレイヤーである子供達が失敗をなんども繰り返しながらともに教え合い、自らレベルアップを図っていく環境から世界的なプレイヤーが生まれている点です。そこには一般的な大人のコーチは一人もいません。
自らが主体性を持ってトレーニングプランすらも自身で構築し、失敗してもなんどもなんどもやり直して遊びを追求し続ける探究心。それが、すべての原点ではないかとハッとさせられました。


大人になればなるほど、社会通念に引っ張られ、自然に創造性にキャップをかけしまっているのではないか、失敗に対する寛容性が欠けるがゆえに、無茶をせず無難な道を歩むよう仕向けてしまっているのではないか。


日本ではイノベーションが起きにくいとしきりに言われていますが、戦後の高度経済成長期のようにゼロからイチを作る必要性のあった環境ではない21世紀の日本において、イノベーションを起こす土壌づくりにかかせないことは、"主体的に興味関心を追求できる"、"失敗してもやり直せる"を推奨する環境づくり。これこそが今の日本に欠けていてイノベーションが起きない原因であり、深く根強い根本課題ではないかと思ったのです。


それは、まさに子供の頃我々が時間を忘れて遊んでいた"砂場"のような存在。


今回の小布施若者会議に参加させていただき、大人が本気で興味関心を追求できる環境作り、言わば
"大人の砂場"を創りたいと考えました。


今月末の28日、渋谷のヒカリエで行われる「地方創生まちづくりEXPO"まちてん"」にて、本構想をお話しする予定です。まだまだ構想自体脆弱ではありますが、机上の空論ではなく本当に実現可能なプランとして本構想をさらにブラッシュアップして参りますので、興味のある方は是非足を運んでみてください!
http://machiten.com/


"大人の砂場"で待ってます。
スポンサーサイト

プロフィール

姜 大成

Author:姜 大成
姜 大成 / Daesong kang Age:28
株式会社Growther 代表取締役
相談型クラウドサービス"Bizlink" : http://bizlink.io/
Growther HP : http://growther.co.jp/
カネとヒトの流通革命を通じて、100億ドル規模の事業を創り、新しい資本主義社会の形成を実現させる。

大学に入るまで一冊も本を読了したことが無いほどの勉強嫌いから、不治の病にかかり入院生活を送った経験、家業の突然の衰退をキッカケに一転して勉学に目覚め、大学時代には3ヶ月間独学で「宅建」を取得し、年間一大行事の論文大会では大学創立以来初の年間3回論文賞受賞を達成。

大学卒業後、某銀行に入社。その間、リーマンショックの煽りを受け、父親の経営する会社が倒産をし、日中は銀行員として融資先の借金返済を迫り、自宅に帰ると借金取りに自宅を囲われる生活を送る。その際に家族が殆どの財産を失う経験をし、銀行の機能では中小企業を救えないことを身をもって経験。

中小企業の倒産をアドバイザーという立ち位置で救いたい一心で、人材大手インテリジェンスの顧問事業立ち上げに営業兼コンサルタントとして参画。年間200社の経営者を新規訪問し、経営改善をするため顧問の活用を提案。入社4ヶ月目には初のトップセールス→2年目後半からは売上トップを維持→最年少リーダー兼ボードメンバーへの参画を担う。インテリジェンス社員5,000名強の内、トップ20名のみが参加可能な海外研修にも選抜。

2015年5月にインテリジェンスを退職し、株式会社Growtherを創業。

生まれた世代所得によって人生のほとんどが決まってしまう世界から、所得に関係なく機会をつかめる世界、本当の成長を喜び、幸せに感じられる社会を目指して、事業を推進しております。

最新記事

検索フォーム


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。